墨iro  Artist

一筆に、すべてを込めて。

大橋 淳子ATSUKO OHASHI

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大橋淳子 墨iroシリーズ 天と地

紫陽花は、凍てつく冬の間、誰の目にも触れぬ地中で深く、深く根を伸ばします。 その静かな蓄積こそが、初夏に咲き誇る大輪の命の源となります。

私たちの人生もまた、困難や停滞という「冬」の時期にこそ、 内なる地中で新たな力が育まれているのではないでしょうか。

見えざる場所での精進を忘れず、蓄えた力がいつか確かな表現となって花開く時を信じて。 墨の濃淡の中に、生を支える「天」と「地」の対話を込めました。

— 天 と 地 —

創作の原点

水墨画家 大橋淳子 ポートレート

私の創作の原点は、かつて夫の仕事の関係で滞在していたヨーロッパでの日々にあります。ロンドンのナショナル・ギャラリーや大英博物館、パリのルーブル、オルセー、オランジュリー……。数々の美術館で西洋美術の真髄に触れる中で、私はある確信に至りました。「これらの名画は、欧州の風土と歴史に深く根差している。ならば日本人である私は、自らの国の風土と歴史に根差した表現を追求すべきではないか」と。その切実な想いが、私を水墨画の世界へと導きました。

私にとっての「墨iro(すみいろ)」とは、単に色彩が豊かなことではありません。筆に込めた想いが、見る方の心へと真っ直ぐに伝わること。その心の共鳴こそを、私は「iro」と呼んでいます。

描き出したいのは、一枚の絵から花の香りが漂い、水のせせらぎや風の音が聞こえてくるような、日本の自然が持つ繊細な息吹です。その表現の根幹にあるのは、「輪郭線を描かず、点と線を基本とする」こと。頭で理解し、咀嚼したものを自分なりの表現へと昇華させ、真っ白な紙の上にその想いを一気にぶつけます。

迷いのない一筆で本質を写し取るため、私は一切の邪念を排した「境地」に身を置くことを何より大切にしています。心にわずかでも迷いがあれば、それは如実に線へと現れてしまうからです。イメージを深く頭の中に叩き込み、想いと身体が完全に一体となったとき、手と頭が繋がり、意識を超えて筆が無意識に走り出します。

その修練の先に、私の理想の境地が開けると信じています。

略歴

大橋 淳子
ATSUKO OHASHI

2017年より本格的に作家活動を開始。
水墨の伝統的な技法を基盤としながら、空気感を独自の感性「墨 iro」で表現し続けている。

椿

所属・資格・師事
全国水墨画美術協会 無鑑査推挙
日中書画芸術交流協会 評議員
東京水墨画会 所属
王子江氏に師事

掲載書籍
全国水墨画美術協会 編
「水墨画の展開 第6巻 掛け軸篇」(2017年)
「水墨画の展開 第8巻 掛け軸篇」(2019年)

その他活動
多数のグループ展・企画展への出展、および多数の受賞。

Solo Exhibitions ─ 個展

2025

「墨 iro 百花繚乱」Fireking Café / 代々木上原

2024

「墨 iro」美の起原ギャラリー / 銀座 ギャラリーサイト ↗

2023

「Autumn」ギャラリー南青山 / 南青山

2022

「Atmosphere」小津ギャラリー / 日本橋(初個展)

Awards ─ 主な受賞歴

2023

全国公募 第六回 日美展(水墨画部門)
作家準大賞・玉堂美術館賞

2022

全国公募 第五回 日美展(水墨画部門) 作家入選

2021

国際公募展「美は国境を越えて」 国際栄誉賞
第9回 美の起原展 入選

2019

第54回 全日本水墨画秀作展 大賞
第11回 京都全日本水墨画 俳画・文人画秀作展 準大賞
大阪国際水墨画芸術展 日中文化芸術賞

2017

第50回記念 全日本水墨画秀作展 大賞
第39回 国際書画展 新人奨励賞

作品

春舞春 舞
凌霄花凌 霄 花
清香月夜清 香 月 夜
清澄清 澄
CatC a t
不忍池不 忍 池
さんぽ道さ ん ぽ 道
静寂(しじま)静 寂

受注制作
あなたのための、一筆を。

世界に一点だけの作品を、
お描きします。

ご家族の節目、
お名前に込められた願い、
思い入れのあるお話——
お客様の大切な背景に
大橋淳子の作品世界を
重ね合わせ、
一筆ずつ丁寧に描き上げます。

STEP 01

打ち合わせ

主題・サイズ・飾る場所・込めたい想いを丁寧に伺います。

STEP 02

構想・下図

リサーチを経て、作品の方向性を固めます。

STEP 03

制作

一筆ずつ、想いを込めて描き上げます。

STEP 04

額装・納品

ご希望を伺い、最適な形でお届けします。

受注制作のご相談へ

大橋淳子展『四季のあわい』

2026.9.26 SAT — 10.2 FRI

銀座 美の起原 / 東京

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暮らしの中へ。

お部屋の壁にひとつ、墨の景色を。
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